投稿日:2022年9月25日
最終更新日:2022年10月28日
山歩き室生古道

第75回 山歩きの会「回室生古道」

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WRITER 畑田吉敏
会長
シニアメッセージ21へようこそ 我々のシニアメッセージ21はシニア層の生きがい全般に関する情報発信、親睦交流会、カルチャ講演会の企画運営を行い、会員及びその周辺の人々の心と身体の生きがいづくりに貢献することを目指しています。 メッセージペーパー「TOS・TAG」の発行、「山歩きの会」にて山歩きやハイキング・見学会の開催、「月例会」としてカルチャ講演会や交流会を行なっています。
第75回 山歩きの会「回室生古道」

第75回 山歩きの会「回室生古道」

その昔高野山へは女性は入山できませんでした。替わりに室生寺へ訪れていたそうです。
女人高野と云われる由縁です。都からは伊勢街道を経て脇道に入り室生寺に行きました。都人が歩いたこの古道を今回秋晴れの空とともに堪能しました。
榛原から高井までバスで、ここから伊勢街道と別れて緩い登り道、日本のどこにでもありそうな里山の風景が一層なつかしさを呼び戻してくれました。
しばらく歩くと仏隆寺、千年桜と彼岸花が出迎えてくれました。
春の桜もきっと見事なことであろうと秋と春を目を閉じて見比べてみました。いやいや今は秋、空を見ろ。こんな何気ない、でも本当に美しい空を見るのが久しぶりのよう思いました。

ここからが整備のお悪い古道の言葉にピッタリの道、登りもややきつくなりスギ木立でうす暗く一人では歩きたくない道。しばらく歩くと明るい峠にでました。
振り返ると侵入禁止のバリケードがありました。ここからは太陽を浴びるゆるい下り道、室生寺へその前に龍神さんをお祀りしている龍穴神社へお参りしました。
多くの参拝者で境内は賑わっていました。

50年前に来たときは人っ子一人いなかったのですが。今はパワースポットになっているそうです

青い空と雲秋の色です。

青い空と雲秋の色です。 イメージ

仏隆寺の参道彼岸花が参詣者を出迎えています。 その奥に千年桜が来年の春をまっています。

仏隆寺の参道彼岸花が参詣者を出迎えています。 その奥に千年桜が来年の春をまっています。 イメージ

昔はもっと狭く木立で生い茂っていたのでしょか。

昔はもっと狭く木立で生い茂っていたのでしょか。 イメージ

龍穴神社で記念撮影総勢8名。

龍穴神社で記念撮影総勢8名。 イメージ