第79回 山歩きの会「古市古墳群散策再び」

およそ1年振りの古市古墳群散策。ガイドさんは前回案内してくださった人たちもいて、
我々のことをよく覚えてくださっていた。なかでもお湯を沸かしてコーヒーをふるまったこ
とが印象的だったとか。今回のコースは勿論前回とは異なるコースで古い神社やお寺も含れ
ている。近鉄線は高鷲駅に集合。北に向かって雄略天皇陵から津堂城山古墳へ。この古墳は
天皇陵に比定されておらず市民が公園として利用できる。その分堀は埋め立てられ古墳とし
は小さくなってしまっている。出土品から想像するにここは大王墓に違いないと、水鳥形埴
輪がたくさん発掘されていることからヤマトタケルの白鳥陵ではないかと、熱いガイドさの
意見であった。非常に説得力のあるご意見にただただ感服するばかり。
　津堂城山から南下して辛(から)国(くに)神社、長い参道は、その昔流鏑馬(やぶさめ)をしていた名残との説明であ
った。そして葛井(ふじい)寺へ、参道には今はもう廃業した造り酒屋さんの家並みを通り越し仁賢天
皇陵古墳、峯ｹ塚古墳へ。ここで午後のコヒータイム。バーナーが使えないので4本の魔法瓶
を持寄り9杯のカップで丁度お湯がなくなりギリギリセーフ。日も陰り風も出てきたので
古市駅へ急ごうと、その時アクシデント。若林さんが足を踏ん張りすぎて歩行困難に。落差
１ｍほどの土の崖なのに。古稀を過ぎたら無理は禁物。徐々に良くなっているそうです。
お大事に！　最後に若林夫妻のお友達の石部さん、初参加です。またのご参加待っています。