投稿日:2024年12月15日
最終更新日:2024年12月26日
赤目四十八滝

第90回 山歩きの会「赤目四十八滝」(491m)

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WRITER 畑田吉敏
会長
シニアメッセージ21へようこそ 我々のシニアメッセージ21はシニア層の生きがい全般に関する情報発信、親睦交流会、カルチャ講演会の企画運営を行い、会員及びその周辺の人々の心と身体の生きがいづくりに貢献することを目指しています。 メッセージペーパー「TOS・TAG」の発行、「山歩きの会」にて山歩きやハイキング・見学会の開催、「月例会」としてカルチャ講演会や交流会を行なっています。
第90回 山歩きの会「赤目四十八滝」(491m)

第90回 山歩きの会「赤目四十八滝」(491m)

山歩き通信-voL68「山歩きの会」・第90回 赤目四十八滝(491m)2024.12.15

12月15日メンバー9人で赤目四十八滝ハイキングに行ってきました。

近鉄電車で赤目口駅まで向かい、そこからバスで赤目滝へ。
まずは、赤目滝水族館(旧称:日本オオサンショウウオセンター)から見学をスタートしました。この水族館では、滝を再現した水槽で赤目生まれのオオサンショウウオが展示されており、赤目滝のさまざまな生物もたくさん見ることができました。

赤目四十八滝は、三重県名張市の滝川沿いを流れる滝の総称で、約3.3kmのハイキングコースには、滝壺を含めて23瀑もの滝を見ることができます。
中でも特に見どころとされる赤目五瀑(不動滝・千手滝・布曳滝・荷担滝・琵琶滝)は必見です。
特に、荷担滝(にないだき)は岩を挟んで二つに分かれて流れ落ちる姿が印象的で、渓谷随一の美しさと称されるのも納得です。
また、琵琶滝は高さ15mから流れ落ちる滝で、形が楽器の琵琶に似ていることから名付けられたそうです。
滝壺の深さは約10mもあり、吸い込まれそうな深い蒼色をしているのが特徴です。『赤目』の由来は、役の小角(えんのおづぬ)が滝に向かって行を修めていると、不動明王が赤い目の牛に乗って出現したという伝説から来ています。

紅葉の時期は過ぎていましたが、透き通った水に落ち葉が流れてゆき、参加者全員が心癒される一日となりました。散策コースから途中でハイキングコースになり、石段も多く、足元に注意しないと行けない場所もありましたが、ベンチや東屋で休憩をとりながら各々のペースで散策を楽しむことができました。次回は、春の新緑や秋の紅葉の時期にも訪れてみたいと思います。残念ながら今回オオサンショウウオは発見できませんでした。

美しい荷担滝(にないだき)

美しい荷担滝(にないだき) イメージ

階段が多く段差も不揃いなので足元注意

階段が多く段差も不揃いなので足元注意 イメージ

滝をバックにマイナスイオンたっぷり

滝をバックにマイナスイオンたっぷり イメージ

お昼ごはんは百畳岩のベンチで

お昼ごはんは百畳岩のベンチで イメージ