飛鳥時代に大陸から仏教が伝来し当初は国を治めるための手段や学問として発達、奈良時代役(えんの)行者(ぎょうじゃ)が修業の場として山々を開山し精神的拠り所を仏教に求め山岳仏教が広まったのでしょう。今でも比叡山の千日回峰は有名です。今回の剣尾山も同じようにかつて山岳寺院があったそうです。鎌倉時代に月(げっ)峯寺(ほうじ)の堂坊が建ち並んでいたそうです。
そういえば途中大きな岩に磨崖仏が彫られていたり、地蔵も並んでいました。
また生活の痕跡である井戸跡もあり当時が偲ばれます。ここで修行に励んでいたのでしょう。
我々の山歩きも50回を超えいわば修行のようなものです。
その成果が下の写真のように津村さんが大きな奇岩を小さな体で支えることができるようにまでなりました。
もし100回まで続けば空中浮遊も夢ではないかもしれません。
更新日: 2019-03-21