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シニアメッセージ21
この会は、シニア層の生きがい全般に関する情報発信、交流会やカルチャー講座の企画、運営、そしてパソコン教室の開講、等々の事業内容をもって、とりわけ健常な高齢者層に、人生後半の第2のライフスタイルを確立してもらうきっかけの場として投げかけ、その生きがいづくりに貢献すると共に、それを通じて健康、及び福祉の増進に寄与することを目的とします。
2025-06-02T18:38:36+09:00
シニアメッセージ21
https://seniormessage.com/column-217.htm
第93回 山歩きの会「春日山原始林を歩く」
2025-06-21T18:38:36+09:00
2025-06-02T18:38:36+09:00
畑田吉敏
[email protected]
奈良はすごいですね!近鉄奈良駅から小一時間歩いて原始林の中に入れる。春日山原始林です。山の中には入れないのですが周遊道路を歩いてきました。昭和初期に整備された道路です。その一部は奈良奥山ドライブウェイと重なっています。ドライブウェイと言っても終日で数台の車しか出会いませんでした。両側は鬱蒼とした木立に覆われ下手を見ると急峻な崖になっています。照葉樹と落葉樹との混在でモミジ類が目立っていました。この森は厳密には原始林ではないようです。平安時代から人の手が入っていて16世紀には秀吉が約1万本の杉を植林した記録が残っているようです。この日はあいにくと曇りだったので木漏れ日を楽しむことができませんでした。春先の晴れた日ならばもっと美しい森を楽しめたのにと思いました。ただ道幅が広いのと勾配が緩いので非常に歩きやすかったです。そのせいかジョギングを楽しんでいるグループにも多く出会いました。また外国の方を多く見かけました。多分ネットで探して来ているのでしょう。春日山の英語の紹介動画もありましたから。9時から歩き始めて17時に近鉄奈良駅に到着、万歩計を見ると3万5千歩でした。
https://seniormessage.com/column-213.htm
第92回 山歩きの会「纏向遺跡を歩く」
2025-06-21T18:37:30+09:00
2025-05-11T18:37:30+09:00
畑田吉敏
[email protected]
JR奈良駅からまほろば線に乗り換え、9時30分、目的地巻向駅到着。 ボランティアガイドさんと待合わせ、大規模集落遺跡の纏向から8名でスタート 。石塚・勝山・矢塚・東田大塚・箸墓・ホケノ山・茅原大墓・狐塚・弁天社の9か所の古墳を巡りました。それぞれ特色ある古墳でしたが、中でも纏向遺跡の南側に位置する箸墓古墳(3世紀中頃~後半、前方後円墳280m)は邪馬台国の女王・卑弥呼の墓とも言われています。卑弥呼が治めたとされる邪馬台国の話は以前より九州説と畿内説があり、約35年前吉野ケ里遺跡が発見されこの吉野ケ里ではとの説に傾きましたが、実は纏向では?と再び論争になっています。纏向遺跡は出土物から農村ではなく政治や交易の中心地で、日本最初の首都であったと考えられています。当時の様子を記した魏志倭人伝(中国の書物)によれば日本はいくつのも国があり争いが絶えず話合いにより一人の女王、卑弥呼を立ててその下にまとまった?但しまだ2%の発掘で決めては見つかっていません。古代のロマン溢れるこの纏向の地、出来ればタイムスリップして当時の様子を見てみたい衝動にかられます。また歴史の重みと後世に伝えていく必要性も強く感じました。 今回の散策は、遠くに二上山を眺めながら三輪山の山裾を巡る、終始清々しい気持ちの散策でした。※上の写真が卑弥呼の墓かもと言われている箸墓古墳です。
https://seniormessage.com/column-210.htm
第91回 山歩きの会「かぎろひの丘万葉公園」
2025-04-27T23:58:27+09:00
2025-03-30T23:58:27+09:00
畑田吉敏
[email protected]
この会で近鉄榛原駅下車は過去4回あります。第23回三峰山、43回額井岳、44回高見山、73回室生古道そして今回の大宇陀地区かぎろひの丘万葉公園です。榛原駅からバスで南へ約20分の場所に位置し江戸時代には交通の要所でもあったそうです。その名残りの古い街並みが宇陀松山重要伝統的建物群保存地区として指定されています。そして万葉の時代には宮廷の藥狩りの場所でもありました。宮廷歌人柿本人麻呂が軽皇子のちの文武天皇の薬狩りに随行し皇子をたたえる歌を詠んだところでもあります。「ま草刈る荒野(あらの)にはあれど黄葉(もみじば)の過ぎにし君が形見(かたみ)ぞと来(こ)し」「東(ひむがし)の野にかぎろひの立つ見えて返り見すれば月傾(かたぶ)きぬ」このかぎろひを見るために造られたのが「かぎろひの丘万葉公園」です。旧暦の十一月十七日の夜明け前にかぎろひを見る会が催され毎年100名ほど集まるそうです。薪能はよく耳にするのですが蛍能は初めて耳にしました。夕方暗くなって舞台が始まる前に明かりを消して一斉に蛍を放す。そして演目が始まるそうです。我々が訪れたときは誰もおらずひっそりとしていましたが蛍の舞う境内を想像すると一度は見ておきたいと思いました。またここには今でも薬草園が2ケ所あります。その一つが山城である松山城跡の登り口にありました。ただそれは薬に使うためではなく万葉の時代からある植物の種を残すためにとのガイドさんの説明がありました。言い換えると、ここはいにしえの時代から引き継がれている大和の自然がいまでも残されているということでしょうか。そんな宇陀を堪能した一日でした。
https://seniormessage.com/column-207.htm
第90回 山歩きの会「赤目四十八滝」(491m)
2024-12-26T16:51:08+09:00
2024-12-15T16:51:08+09:00
畑田吉敏
[email protected]
山歩き通信-voL68「山歩きの会」・第90回 赤目四十八滝(491m)2024.12.1512月15日メンバー9人で赤目四十八滝ハイキングに行ってきました。近鉄電車で赤目口駅まで向かい、そこからバスで赤目滝へ。まずは、赤目滝水族館(旧称:日本オオサンショウウオセンター)から見学をスタートしました。この水族館では、滝を再現した水槽で赤目生まれのオオサンショウウオが展示されており、赤目滝のさまざまな生物もたくさん見ることができました。 赤目四十八滝は、三重県名張市の滝川沿いを流れる滝の総称で、約3.3kmのハイキングコースには、滝壺を含めて23瀑もの滝を見ることができます。中でも特に見どころとされる赤目五瀑(不動滝・千手滝・布曳滝・荷担滝・琵琶滝)は必見です。特に、荷担滝(にないだき)は岩を挟んで二つに分かれて流れ落ちる姿が印象的で、渓谷随一の美しさと称されるのも納得です。また、琵琶滝は高さ15mから流れ落ちる滝で、形が楽器の琵琶に似ていることから名付けられたそうです。滝壺の深さは約10mもあり、吸い込まれそうな深い蒼色をしているのが特徴です。『赤目』の由来は、役の小角(えんのおづぬ)が滝に向かって行を修めていると、不動明王が赤い目の牛に乗って出現したという伝説から来ています。紅葉の時期は過ぎていましたが、透き通った水に落ち葉が流れてゆき、参加者全員が心癒される一日となりました。散策コースから途中でハイキングコースになり、石段も多く、足元に注意しないと行けない場所もありましたが、ベンチや東屋で休憩をとりながら各々のペースで散策を楽しむことができました。次回は、春の新緑や秋の紅葉の時期にも訪れてみたいと思います。残念ながら今回オオサンショウウオは発見できませんでした。
https://seniormessage.com/column-204.htm
第89回 山歩きの会「笠置山」(289m)
2024-12-26T16:50:37+09:00
2024-10-06T16:50:37+09:00
畑田吉敏
[email protected]
笠置駅 9:47 参加者10名全員集合!(1名体調不良で欠席)4月の私市植物園以来、久しぶりの山歩き。雲一つない晴天に恵まれ堺さん石野さん先導のもと、鹿鷺山 笠置寺へ出発。地名の由来は鹿狩に訪れた天智天皇の皇子が、巨石から落ちそうになり山の神に救いを求め難を逃れ、その恩返しに訪れる目印に笠を置いたとされています。以前は しかさぎやま かさおきでら、今はかさぎやま かさぎでら、との住職さんのご説明。真言宗で7世紀末創建、境内は鎌倉末期、元弘の乱の舞台となりました。寺は十一面観音菩薩などが祀られています。起伏のある山道や階段の上り下りの途中に多数の巨石が点在。地名由来の笠置石、十三重石塔など歴史の重みを感じ、又みろく石(弥勒磨崖仏)は高さ15mもあり圧巻でした。そしてここからが修行の始まりとされる胎内くぐりを過ぎ、昼食予定のゆるぎ石へ。この石は数トンの岩ですが下に押すと不思議にゴトゴト動きます。平等石では石の割れ目のトンネルをアスレチック気分で通りましたが岩の周りを周回する事が修行とされています。もみじ谷の高木80本は葉裏からの淡い緑が透け空の青と相まって心洗われる思いでした。最後の貝吹き岩では馬の背のような傾斜のある岩を4,5名が当人も見る方もハラハラでしたが登りきり楽しい一日を過ごしました。山歩き最高!