https://seniormessage.com//img/logo_ico.gif https://admin.serasapo.com/upload/seniormessage/top_image.jpg https://seniormessage.com/ シニアメッセージ21 この会は、シニア層の生きがい全般に関する情報発信、交流会やカルチャー講座の企画、運営、そしてパソコン教室の開講、等々の事業内容をもって、とりわけ健常な高齢者層に、人生後半の第2のライフスタイルを確立してもらうきっかけの場として投げかけ、その生きがいづくりに貢献すると共に、それを通じて健康、及び福祉の増進に寄与することを目的とします。 2025-03-30T23:58:27+09:00 シニアメッセージ21 https://seniormessage.com/column-210.htm 第91回 山歩きの会「かぎろひの丘万葉公園」 2025-04-27T23:58:27+09:00 2025-03-30T23:58:27+09:00 畑田吉敏 [email protected] この会で近鉄榛原駅下車は過去4回あります。第23回三峰山、43回額井岳、44回高見山、73回室生古道そして今回の大宇陀地区かぎろひの丘万葉公園です。榛原駅からバスで南へ約20分の場所に位置し江戸時代には交通の要所でもあったそうです。その名残りの古い街並みが宇陀松山重要伝統的建物群保存地区として指定されています。そして万葉の時代には宮廷の藥狩りの場所でもありました。宮廷歌人柿本人麻呂が軽皇子のちの文武天皇の薬狩りに随行し皇子をたたえる歌を詠んだところでもあります。「ま草刈る荒野(あらの)にはあれど黄葉(もみじば)の過ぎにし君が形見(かたみ)ぞと来(こ)し」「東(ひむがし)の野にかぎろひの立つ見えて返り見すれば月傾(かたぶ)きぬ」このかぎろひを見るために造られたのが「かぎろひの丘万葉公園」です。旧暦の十一月十七日の夜明け前にかぎろひを見る会が催され毎年100名ほど集まるそうです。薪能はよく耳にするのですが蛍能は初めて耳にしました。夕方暗くなって舞台が始まる前に明かりを消して一斉に蛍を放す。そして演目が始まるそうです。我々が訪れたときは誰もおらずひっそりとしていましたが蛍の舞う境内を想像すると一度は見ておきたいと思いました。またここには今でも薬草園が2ケ所あります。その一つが山城である松山城跡の登り口にありました。ただそれは薬に使うためではなく万葉の時代からある植物の種を残すためにとのガイドさんの説明がありました。言い換えると、ここはいにしえの時代から引き継がれている大和の自然がいまでも残されているということでしょうか。そんな宇陀を堪能した一日でした。 https://seniormessage.com/column-207.htm 第90回 山歩きの会「赤目四十八滝」(491m) 2024-12-26T16:51:08+09:00 2024-12-15T16:51:08+09:00 畑田吉敏 [email protected] 山歩き通信-voL68「山歩きの会」・第90回 赤目四十八滝(491m)2024.12.1512月15日メンバー9人で赤目四十八滝ハイキングに行ってきました。近鉄電車で赤目口駅まで向かい、そこからバスで赤目滝へ。まずは、赤目滝水族館(旧称:日本オオサンショウウオセンター)から見学をスタートしました。この水族館では、滝を再現した水槽で赤目生まれのオオサンショウウオが展示されており、赤目滝のさまざまな生物もたくさん見ることができました。 赤目四十八滝は、三重県名張市の滝川沿いを流れる滝の総称で、約3.3kmのハイキングコースには、滝壺を含めて23瀑もの滝を見ることができます。中でも特に見どころとされる赤目五瀑(不動滝・千手滝・布曳滝・荷担滝・琵琶滝)は必見です。特に、荷担滝(にないだき)は岩を挟んで二つに分かれて流れ落ちる姿が印象的で、渓谷随一の美しさと称されるのも納得です。また、琵琶滝は高さ15mから流れ落ちる滝で、形が楽器の琵琶に似ていることから名付けられたそうです。滝壺の深さは約10mもあり、吸い込まれそうな深い蒼色をしているのが特徴です。『赤目』の由来は、役の小角(えんのおづぬ)が滝に向かって行を修めていると、不動明王が赤い目の牛に乗って出現したという伝説から来ています。紅葉の時期は過ぎていましたが、透き通った水に落ち葉が流れてゆき、参加者全員が心癒される一日となりました。散策コースから途中でハイキングコースになり、石段も多く、足元に注意しないと行けない場所もありましたが、ベンチや東屋で休憩をとりながら各々のペースで散策を楽しむことができました。次回は、春の新緑や秋の紅葉の時期にも訪れてみたいと思います。残念ながら今回オオサンショウウオは発見できませんでした。 https://seniormessage.com/column-204.htm 第89回 山歩きの会「笠置山」(289m) 2024-12-26T16:50:37+09:00 2024-10-06T16:50:37+09:00 畑田吉敏 [email protected] 笠置駅 9:47  参加者10名全員集合!(1名体調不良で欠席)4月の私市植物園以来、久しぶりの山歩き。雲一つない晴天に恵まれ堺さん石野さん先導のもと、鹿鷺山 笠置寺へ出発。地名の由来は鹿狩に訪れた天智天皇の皇子が、巨石から落ちそうになり山の神に救いを求め難を逃れ、その恩返しに訪れる目印に笠を置いたとされています。以前は しかさぎやま かさおきでら、今はかさぎやま かさぎでら、との住職さんのご説明。真言宗で7世紀末創建、境内は鎌倉末期、元弘の乱の舞台となりました。寺は十一面観音菩薩などが祀られています。起伏のある山道や階段の上り下りの途中に多数の巨石が点在。地名由来の笠置石、十三重石塔など歴史の重みを感じ、又みろく石(弥勒磨崖仏)は高さ15mもあり圧巻でした。そしてここからが修行の始まりとされる胎内くぐりを過ぎ、昼食予定のゆるぎ石へ。この石は数トンの岩ですが下に押すと不思議にゴトゴト動きます。平等石では石の割れ目のトンネルをアスレチック気分で通りましたが岩の周りを周回する事が修行とされています。もみじ谷の高木80本は葉裏からの淡い緑が透け空の青と相まって心洗われる思いでした。最後の貝吹き岩では馬の背のような傾斜のある岩を4,5名が当人も見る方もハラハラでしたが登りきり楽しい一日を過ごしました。山歩き最高! https://seniormessage.com/column-196.htm 第88回 山歩きの会「私市植物園」(114.2m) 2024-04-18T14:03:08+09:00 2024-04-14T14:03:08+09:00 畑田吉敏 [email protected] 今回は趣向を変えて植物園内を散策しました。旧大阪市立大学理学部付属私市(きさいち)植物園です。自然の山地を利用したかなり広い敷地甲子園に例えると7個分の広さ、そしてその高低差は約64mもあります。そこに日本の各樹林帯を再現している研究林です。南の暖かい地域からまた海岸へりの低い土地から始まる照葉樹林の変化、やがて寒いエリアになると夏緑林(落葉広葉樹林)で構成されもっと寒くなると針葉樹林で覆われる。それらを体感できる唯一の植物園です。     今回はNPO法人自然と緑のリーダーをされている近藤朋子さんにガイドをお願いしました。樹木や草花の名前や種類だけではなく、生き延びていくための工夫や名前の由来などの説明を受けました。長い年月をかけて環境の変化に対応し昆虫や鳥類との共生に工夫を凝らし生き延びている、そんな植物界の世界を垣間見せてもらいました。4時頃に園を離れ香里園駅近くの居酒屋でいつもの懇親会が始まりガイドの近藤さんも交えて会話を楽しみました。家に帰って万歩計を見ると1万8千歩、いつもの山歩きよりやや少ない歩行距離であったがハイキング気分を十分に堪能しました。 https://seniormessage.com/column-193.htm 第87回 山歩きの会「葛城山」(959m) 2024-03-31T19:52:35+09:00 2024-03-17T19:52:35+09:00 畑田吉敏 [email protected] 山歩きで気になるのはやはり天気予報です。今回も週初めは終日雨の予報で降雨量は2、3㎜さてどうしたものやらと思案していると前々日には雨が曇りにそして降雨量は0mmになった。前日の予報では雨に戻り、でも午後からなので結局決行することにした。 振り返ってみるとこの会では雨で中止になったことは一度もなかった。そういえば台風が来ているというのに大台ヶ原に行ったことがある。2013年9月15日の第19回の一泊旅行で6名が参加した。山頂でバスを降りるなり横殴りの雨、山荘に直行した。することもないので酒盛りが始まった。翌朝テレビのニュースでは桂川が氾濫寸前。家族からの安否確認の携帯が鳴り止まなかったことを思い出した。 予報通り2時ころから雨、自然研究路を周遊している時であった。もう少し遅れてくれたら雨には合わなかったのにとロープウエイの山頂駅まで急いだ。結局上りも下りもロープウェイを利用し山頂付近の散策に終わったが家に帰って万歩計を見ると2万を超えていた。