第55回山歩きの会「鎧岳兜岳」  山歩き通信-VOL-32  2018.11.3

日付
2018年11月3日
 曽爾高原あたりの山歩きは今回を含めて5回目になります。第30回の住塚山の時に兜岳から鎧岳まで歩こうとしたのですが、我々の脚力ではとても無理でした。それで今回登り残した鎧・兜岳を登ってしまおうと企画しました。名張駅から臨時便がでるほどの曽爾高原行のバスで曽爾村の手前新宅本店前で我々だけが下車し鎧岳へと向かって歩き始めました。
軽トラが通る緩やかな林道がやがては山道になり杉木立の中を歩いて行きました。途中分かれ道になり標識も無く、さて右へ行けばよいのか左に行けばよいのか、地図を見れば右方向のようだが多分上では合流するであろうと勝手に思い込み、歩きやすそうな左を選びました。20分程歩いただろうか道が無くなってしまっている。「やっぱり地図の方向通り右が正解やで!」と来た道を戻り右方向の道へと進みました。この時点では皆がこの道が正解だと思い込んでいました。先の台風で杉の枝や葉っぱが落ちていて山道なのか、そうでないのか判断しずらくなっていました。そしてまた3〜40分ほど歩いたであろうか。道がまた無くなっている。「おかしいな!どこで間違ったんだろう。」と思いながら、左山手を登ればきっと尾根道に出るであろうと皆が思い込み道なき道の急斜面をどんどん登っていきました。しかし行けども行けども尾根道には出ない。時計を見れば12時半を過ぎている。本来ならば鎧岳の頂上についているはずなのにおかしい。「あかん!このままいったら遭難する。戻ろう。」中島さんの言葉に促され戻り始めた。ところが下を見るやすごい急斜面、枝で岩が隠れていて時々靴がスポット挟まり抜けない。尻餅をついては立あがり降りていった。一人ならば恐怖で耐え切れなくなりそうなところだ。
ゆっくりゆっくり降りて行って平坦な場所を見つけて遅めの昼食に取り掛かった。バーナーで湯を沸かしカップラーメンやらコーヒーを作りゆったりと休憩をとった。そして来た道を戻り始めた。途中分かれ道に鎧岳兜岳の方向標識があった。これを我々は見落とし林業用の道を歩いてしまっっていたのである。あの急斜面を登っていても目的の鎧岳には出なっかたであろう。思い込みとは怖いものである。